2016.07.17 カテゴリー:関東RT研究会
-放射線治療セミナー 基礎コースとスキルアップコース(関東ブロック1)-
平成28年度第3回関東RT研究会セミナー(実機コース)を2日間の日程で開催します.今回は基礎コースとスキルアップコースの2コースを設定しました,皆様のご参加をお待ちしています.
本セミナーは日本放射線治療専門放射線技師認定機構の統一講習会 -放射線治療セミナー(関東ブロック1)- を兼ねています.
日時 :平成28年9月24日(土)10:00 ~ 25日(日)16:30
会場 :北里大学病院
〒252-0375 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
募集人数 :基礎コース20名,スキルアップコース20 名
(応募多数の場合は関東支部会員を優先します.)
受講料 :会員 15,000円 非会員 30,000円
申込方法 :関東支部ホームページ参加申し込みフォームよりお申し込みください.
*申込は終了しました*(2016.09.11)
(注)申込後「申込完了」の返信メールが届かない場合は、
当ホームページ「お問合せ」フォームよりご連絡ください。
申込期間 :平成28年8月15日~9月3日(受講の可否については9月10日頃にお知らせします.)
取得カウント:日本放射線治療専門放射線技師認定機構 認定単位 3カウント
放射線治療品質管理機構 認定単位 1カウント
内容 :(基礎コース) (スキルアップコース)
加速器のQA 相互校正(講義と実習)
治療計画装置のQA 3D-Water phantom計測と解析
MU計算の実際 放射線管理体制の構築
X線計測実習 IMRT(MLC)の品質管理
電子線計測実習 技師による治療計画
放射線計測の不確かさ
※1班10名で4班に分けて実習を行います.
※講義内容は,変更が生じる場合があります.
その他 :宿泊施設については各自で申し込みください.
問合先 :北里大学病院 首藤 宣昭
TEL 042-778-8405 (直通) E-mail syuto@kitasato-u.ac.jp
2016.07.17 カテゴリー:関連団体からのお知らせ
『医療機関における患者被ばく線量の管理 -診療放射線技師の果たす役割-』
公益社団法人 日本診療放射線技師会
公益社団法人 日本放射線技術学会
日本診療放射線技師会と日本放射線技術学会が共同で開催する公開合同学術セミナーは,第10回となりました.今年は「医療被ばく」をテーマに取り上げます.
平成22年3月に医療被ばく研究情報ネットワーク(Japan Network for Research and Information on Medical Exposures:J-RIME)が設立され,医療被ばくにおける診断参考レベル(Diagnostic Reference Levels:DRL)の国内導入に向けて取り組みを開始しました.昨年6月にJ-RIMEとしてのDRLがまとまり,事実上の国内で標準化されたDRL策定が実現しました.
診療放射線技師は最適化の観点から,医療の質を考えながら日々医療被ばくの低減に努めています.さらに,患者さんが安全で安心できる放射線診療の提供に努力しています.
今回のセミナーでは,日本診療放射線技師会と日本放射線技術学会から,DRLを含め医療被ばくに対して,診療放射線技師はどのような取り組みを行っているのか,それぞれの立場で講演をしてもらいます.その中で,診療放射線技師の果たす役割について理解を深めることができればと考えています.本セミナーは一般の方もご参加いただけますので,ぜひ多数ご参加いただきますようお願いします.
日時 :2016年8月27日(土) 13:30~16:30
会場 :AP東京八重洲通り
〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目10-10-3 KPP八重洲ビル
参加費 :一般 無料 会員 1,000円
プログラム:開催挨拶 公益社団法人日本診療放射線技師会 会長 中澤 靖夫
公益社団法人日本放射線技術学会 代表理事 小倉 明夫
基調講演「わが国における診断参考レベルの概要 -エビデンスベースでの対話に向けて-」
量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 放射線防護情報センター 神田 玲子 先生
シンポジウム「医療機関における患者被ばく線量の管理 -診療放射線技師の果たす役割-」
司会:JART学術担当 愛知医科大学病院 中村 勝
JSRT学術委員長 熊本大学大学院 白石 順二
1)診断参考レベル(DRL)の活用とその問題点について(仮題)
NTT東日本関東病院 塚本 篤子(JSRT放射線防護部会長)
2)医療被ばくガイドラインの設定について
市立横手病院 藤原 理吉(JART医療被ばく安全管理委員会副委員長)
3)医療被ばく低減施設認定の取り組みについて
ベルランド総合病院 鈴木 賢昭(JART医療被ばく安全管理委員会委員長)
4)画質を考慮した患者被ばくの管理について(仮題)
奈良県立医科大学附属病院 中前 光弘(JSRT撮影部会委員)
総合討論
後援:厚生労働省,医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME)(未定)
2016.07.06 カテゴリー:関連団体からのお知らせ
教育委員会,画像部会,東北支部
ROC セミナーの第8回(仙台)の開催案内および参加申込についてご案内します.このセミナーでは,Receiver Operating Characteristic(ROC),および,free-response ROC(FROC)解析に基づく観察者実験に必要な知識の基礎と手順について,実習を通して習得します.また,観察者実験に利用するソフトウェアと実験用の画像データも配布します.世界中でも,本学会の画像部会でしか実施していない,このROCセミナーへの皆様の参加をお待ちしています.
日時 :平成28年8月6日(土)10:00~18:00, 7日(日)9:00~13:00
会場 :東北大学 臨床中講堂 (仙台市青葉区)
定員 :30 名
参加費 :会員 9,000 円 (ただし画像部会員 8,000 円) 非会員 18,000 円
内容 :以下の講義/演習を予定しています.
ROC Viewerと実験用のデータは当日配布予定です.
(1)手計算による連続確信度法 ROC 実験
(2)両正規 ROC 解析とカーブフィッティング
(3)連続確信度法と ROC Viewer を用いた ROC 実験
(4)ROC 曲線間の統計的有意差検定
(5)手計算による評定確信度法 FROC 実験
(6)ROC Viewer を用いた FROC 実験
(7)JAFROC による FROC 曲線間の統計的有意差検定
講師 :白石 順二(画像部会長,熊本大学),田中 利恵(画像部会委員,金沢大学),
福岡 大輔(画像部会委員,岐阜大学)
申込方法:学会ホームページ(http://www.jsrt.or.jp/data/activity/bunka/)から画像部会ホーム
ページに進み,そこからリンクしているROCセミナー申し込みフォームに必要事項を記
載してお申し込みください.
※ E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受取れるアドレスを正確にご記入くださ
い.
※ お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください.
※ 申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください.
申込期間:平成 28 年 5 月 2 日(月)~ 7 月 15 日(金)18:00
(申込者多数の場合,会員・非会員,地域,施設を考慮し選考します.また,申し込み
期限前でも締め切る場合があります.)
注意事項:(1)セミナー開催日は,仙台市の七夕祭り(8/6~8/8)ですので,ホテルの予約が困難
になることが予想されますので,申し込みをされる場合は早めにホテルの予約を済ま
せてください.なお,8 月 5 日~7 日の宿泊に関して,最寄りのビジネスホテル 20 室
程度を画像部会の方で確保していますので,ホテルの確保ができなくてお困りの場合
は,お申し込み後に問い合わせてください.
(2)12 インチ以上の画面があるノートパソコンを持参してください(OS は Windows
Vista,Windows 7,Windows 8,メモリは 1GB 以上必須).ハードディスクの空き
容量は 4GB 程度必要です.事前に“ImageJ”と“Excel”をインストールしておいてくださ
い.詳細は申し込み後にメールにて連絡します.
問合先 :田中 利恵(金沢大学 医薬保健研究域保健学系)
E-mail rie44@mhs.mp.kanazawa-u.ac.jp
2016.06.20 カテゴリー:関東Angio研究会
関東Angio研究会主催の「第2回防護・計測セミナー」を平成28年9月25日(日)に開催します.
医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME)から,防護の最適化のために用いる診断参考レベル(Diagnostic Reference Levels:DRLs)が昨年6月に発表されました.第1回防護・計測セミナーではDRLsを正しく理解し活用する内容について行いました.今回のセミナーではCT,一般撮影,血管撮影分野におけるDRLsの動向と線量計がなくても評価できる方法について最新の話題を紹介しながら,「これからの患者線量評価とDRLs」について産業医科大学 盛武 敬 先生を交えてディスカッションする予定です.
日常業務で放射線診療に携わる多くの皆さまに参加いただけますようご案内します.なお,本講習会に参加された方には,各種専門技師認定機構の認定のための単位が取得できます.
日時 :平成28年9月25日(日) 13:00~16:30(12:30 受付開始)
会場 :NTT東日本関東病院 4階 カンファレンスルーム
〒141-8625 品川区東五反田5-9-22 TEL 03-3448-6111
[交通アクセス]JR山手線「五反田」駅下車 徒歩7分
都営地下鉄浅草線「五反田」駅下車 徒歩5分
詳細は http://www.ntt-east.co.jp/kmc/access/index.html をご覧ください.
テーマ :患者被ばく線量評価とDRLs
募集定員 :100名(先着順z9wv6xaq.定員になり次第募集を終了します.)
参加費 :会員 2,000円 非会員 4,000円
申込期間 :平成28年7月25(月)~8月19日(金)
申込方法 :関東支部ホームページの参加申込フォームよりお申し込みください.
*申込は終了しました*(2016.09.23)
(注)申込後「申込完了」の返信メールが届かない場合は、
当ホームページ「お問合せ」フォームよりご連絡ください。
プログラム: 総合司会: 千葉大学医学部附属病院 加藤 英幸
13:00~13:10 開会式 関東Angio研究会 代表 坂本 肇
司会: 千葉県救急医療センター 今関 雅晴
13:10~13:50 DRLsの現状と今後の取り組み
NTT東日本関東病院 塚本 篤子
13:50~14:10 CT撮影での線量評価「活用しよう線量指標」
金沢大学 松原 孝祐
14:10~14:30 一般撮影での線量評価「活用しようシミュレーションソフト」
茨城県立医療大学 佐藤 斉
14:30~14:50 血管撮影での線量評価「活用しよう表示線量」
山梨大学医学部附属病院 坂本 肇
14:50~15:00 休憩
15:00~15:40 「血管撮影分野におけるDRLsの将来について」
産業医科大学 盛武 敬
15:40~15:50 指定発言「DRLsの考え方」
総合病院国保旭中央病院 五十嵐 隆元
15:50~16:20 質疑応答
16:20~16:30 閉会式
その他 :詳細は,関東支部ホームページでご確認ください.
問合先 :千葉県救急医療センター 放射線科 今関 雅晴
E-mail m.imzk@dj9.so-net.ne.jp
後援 :神奈川アンギオ撮影研究会,千葉アンギオ技術研究会,
埼玉心血管コメディカル研究会,循環器画像技術研究会,
栃木県カテーテル室スタッフ研究会,
茨城カテーテル治療コメディカルフロンティア研究会
案内PDF
2016.06.18 カテゴリー:関東MR研究会
関東支部関東MR研究会では,平成28年度第1回目のMR研究会として,神奈川MRI技術研究会と合同講演会を開催します.「ここだけは抑えておきたいMRIの勘どころ」をテーマに,各撮像領域における講演を企画しました.ご多忙中とは存じますが,ぜひご参加くださいますようよろしくお願いします.
日時 :平成28年7月16日(土) 13:30~16:30
会場 :横浜市社会福祉センター 4階ホール
〒231-8482 横浜市中区桜木町1-1 TEL 045-201-2060
参加費 :1,000円(会員,非会員問わず) ただし,学生は無料
事前申込 :不要
テーマ :『ここだけは抑えておきたいMRIの勘どころ』
プログラム
頭部:「見逃さないためのプラスα 頭部領域MRI検査」
横浜新都市脳神経外科病院 竹田幸太郎
脊椎・関節:「検査依頼からひも解く―脊椎・関節MRI検査―」
東千葉メディカルセンター 坂井 上之
腹部:「ラジアルスキャン法を勘える!―上腹部MRI検査―」
信州大学医学部附属病院 木藤 善浩
婦人科領域:「失敗しないための婦人科MRI検査」
東海大学医学部付属病院 小林明日香
泌尿器科領域:「泌尿器領域MRI検査におけるポイント
~検査技術,読影補助評価の観点から~」
昭和大学藤が丘病院 本寺 哲一
問合先 :長野市民病院 診療放射線科 小林 正人
TEL 026-295-1199(代) E-mail kanto.mr8ken@gmail.com
2016.06.18 カテゴリー:CTGUM
CTGUMセミナーは関東支部会員のCT技術学向上をめざし,関東支部圏8県を持ち回りで開催しています.平成28年度第2回セミナーは「CT画像計測セミナー」を行います.「CT装置の性能評価のための基礎セミナー」はCT装置の安全管理を正確かつ継続的に実施するために,基本的な性能評価・管理手法を学ぶことを目的として撮影部会主催で開催されてきました.このセミナー内容を地方支部主催で本年度より開催することになりました.プログラムは関東支部CTGUMが1日で学べるようにアレンジして,座学により計測方法やその評価方法を習得していただきます.臨床現場で作成する画像の特性をより深く学習し,明日から臨床現場で役立つ評価方法を学びます.
CT撮影に携わって日が浅い方やこれからCT撮影の現場へ配置される方は特に受講を望みます.CTGUMスタッフ一同,多くの皆様の参加を期待しています.下記の内容で開催しますのでお申し込みいただければ幸いです.
日時 :平成28年7月23日(土) 9:00~
会場 :北里大学病院 本館3F 臨床講義室No1,2
神奈川県相模原市南区北里1-15-1 http://www.kitasato-u.ac.jp/
募集人数 :40名
募集期間 :平成28年7月1日(金)~7月19日(火)
*申込は終了しました (2016.07.22)
(注)申込後「申込完了」の返信メールが届かない場合は、
当ホームページ「お問合せ」フォームよりご連絡ください。
参加費 :会員 3,000円 非会員 5,000円
注意事項 :昼食の準備はありませんので,昼食は各自で用意してください.
受講には個人のPCが必須になります.
プログラム: 8:30~ 受付開始
8:50~ 9:00 セミナー注意事項
9:00~ 9:10 CTGUM代表挨拶
9:10~ 9:40 講義1 スライス厚
国立病院機構相模原病院 石原 敏裕
9:40~10:10 講義2 空間分解能
国立病院機構相模原病院 石原 敏裕
10:20~10:50 講義3 ノイズ
東千葉メディカルセンター 越智 茂博
10:50~11:20 講義4 低コントラスト検出能
東千葉メディカルセンター 越智 茂博
11:20~11:50 講義5 被ばく
千葉市立海浜病院 高木 卓
11:50~12:40 昼食
12:40~13:10 演習1 SSP/MTF
国立病院機構相模原病院 石原 敏裕
13:10~13:40 演習2 NPS/CNR
東千葉メディカルセンター 越智 茂博
13:40~14:10 演習3 CTDI
千葉市立海浜病院 高木 卓
14:30~15:00 ワイヤーファントム(MTF)作成
15:00~16:00 実習 データ収集方の解説(ポジショニングと収集条件)
16:15~18:15 データ解析
18:15~18:45 総評
18:45~19:00 閉講式
*プロラム内容について一部変更がある場合があります.ご了承ください.
問合先 :東千葉メディカルセンター 放射線部 越智 茂博
E-mail ochi@tkmedical.jp TEL 0475-50-1199(内線7551)
2016.06.18 カテゴリー:学術講演会
関東支部では,きほんのキホンの基本シリーズとして平成28年度第1回関東支部学術講演会を開催します.今回は「肝臓領域-肝癌の検査から治療まで-」と題し,肝癌における超音波,CT,MRI検査の基礎と現状,IVRでは肝癌に関する治療の基礎知識について,肝癌の検査から治療に関わる診療放射線技師として知っておきたい基本的な内容についてシンポジウムを行います.特別講演は「肝癌の画像診断-肝癌診療マニュアルに沿って-」と題して,山梨大学放射線科 准教授 本杉宇太郎先生より肝癌診療マニュアルに沿った画像診断について講演を行っていただきます.第一線で活躍する放射線診断医がどのようなロジックに沿って肝癌の画像診断を行っているかを学べる,大変興味深い内容となっています.
日常臨床の検査から治療まで,マルチモダリティを横断的で直ぐに役に立つ基礎的および臨床的内容となっています.これから業務を行う新人技師から認定技師まで,多くの皆さまにご参加いただけますようご案内します.
日時 :平成28年8月27日(土) 13:30~17:15 (13:00受付開始)
会場 :山梨県立図書館 1階 イベントスペース
〒400-0024 山梨県甲府市北口2-8-1 TEL 055-255-1040
[交通アクセス]JR中央本線 「甲府駅」下車 北口のぺデストリアンデッキを利用
して徒歩3分
詳細は https://www.lib.pref.yamanashi.jp/index.html をご覧ください.
参加費 :会員 1,000円 非会員 2,000円
事前申込 :不要
テーマ :「きほんのキホンの基本シリーズ肝臓領域」-肝癌の検査から治療まで-
プログラム:
13:00~13:20 受付
肝癌のマルチモダリティーによる診断から治療までのきほん
座長 信州大学医学部附属病院 木藤 善浩
13:30~14:00 超音波 東京医科大学茨城医療センター 増田 光一
14:00~14:30 CT 群馬大学医学部附属病院 福島 康宏
14:30~15:00 MRI 山梨大学医学部附属病院 掛川 貴史
15:00~15:30 IVR 信州大学医学部附属病院 宮川 潤
15:30~16:00 質疑応答
特別講演 肝癌画像診断のきほん
座長 山梨大学医学部附属病院 相川 良人
16:15~17:15 「肝癌の画像診断-肝癌診療マニュアルに沿って-」
山梨大学放射線科准教授 本杉宇太郎
その他 :詳細は,関東支部ホームページ(http://jsrt-kanto.org/)でご確認ください.
問合先 :山梨大学医学部附属病院 放射線部 相川 良人
E-mail yaikawa@yamanashi.ac.jp
案内PDF
2016.06.18 カテゴリー:関連団体からのお知らせ
第1回CT応用セミナー
教育委員会,撮影部会,関東支部
本セミナーの目的は,CT研究の上でより進んだ解析方法を学ぶとともに,研究発表から論文化に向けたプロセスを習得することです.
日本放射線技術学会・撮影部会(CT分科会)では平成20年度より8年に渡り,CT基礎セミナーを企画し実施してきました.これによりCT装置の品質管理の実施に係る人材が育成され,一定の成果を挙げることができました.一方で,CT装置の発展は止まることなく,基本的な性能仕様が高度化する中で,新しい画像再構成法や被ばく低減技術等が開発され,臨床応用が行われています.またCTプロトコールの標準化を目指した放射線医療技術学叢書(27)「X線CT撮影における標準化」も改訂され,次の改訂に向けてより一層のエビデンスの蓄積や日本医学放射線学会との密接な連携が始まっています.
一方で,新しい機構や機能の上に生成されるCT画像には,基礎的な解析方法では測れない特性や理解しがたい結果を含んでいることがあります.このため,適正な評価なしに臨床応用が先行されていることも少なくありません.また,日本放射線技術学会では学術集会でCTに関する多数の研究発表がされる中,論文掲載される比率は残念ながら高くはなく,研究論文を軸とする一般的研究スタイルを重視する機運に欠けています.そこでこれらの状況を鑑みて,基礎セミナーを発展的解消し,一歩進んだ新たなCT応用セミナーを開催することになりました.
本セミナーのプログラムは2日間(実質は1.5日)の日程で,講義と演習からなります.講義は最新技術の解析に必要な高次な画像計測手法および論文構造解析を行い,演習はデータ収集,解析および口頭発表を行います.これにより,CT装置の高度化と多種多様なCT画像の使用実態に対応する一歩進んだ解析技術を身につけることが可能となり,またその解析技術を基に影響因子を的確に把握することで,科学的なエビデンスが蓄積されることにつながると考えます.
ぜひ,多くの皆様に応募していただくようご案内します.
日時 : 平成28年9月24日(土)12:00 ~ 25日(日)15:00
会場 :GEヘルスケア・ジャパン(株)本社
〒191–8503 東京都日野市旭が丘4–7–127
TEL 0120-202-021(カスタマーコールセンター
募集人数:30名
受講資格はありませんが,応募者多数の場合はCT基礎セミナーの受講歴がある当会会員
を優先するなど,主催者側で選考させていただきます.なお,受講者選考後のキャンセ
ルは,原則として認めませんのでご注意ください.
受講費 :会員 9,000円 (ただし撮影部会員 8,000円) 非会員 18,000円
携帯品 :ノートPC(Windows OS),マウスは各自持参となります.
プログラム:
【 24日(土)】
13:00~13:15 開講式・オリエンテーション
13:15~14:15 画像評価(逐次近似)
14:25~15:25 画像評価
(物理総合評価・視覚評価)
15:35~16:35 線量評価(ワイドビーム)
16:45~17:15 時間分解能評価
17:15~18:15 データ収集と検証
18:15~18:15 本日のまとめ
【 25日(日)】
9:00~10:00 CT研究の進め方(基礎と臨床)
10:10~11:30 プレゼンテーション技術論
11:40~14:30 CT研究論文における方法論
(論文構成,文献整理等)
14:30~14:50 総合討論
14:50~ 閉講式
*講師手配および会場施設様のご都合により,項目順は適宜変更の可能性があります.
申込期間 :平成28年7月1日(金)10:00 ~7月15日(金)正午
申込方法 :本会ホームページ中央 本部のイベント の「第1回CT応用セミナー」にリンクする申込
フォームよりお申し込みください.
※E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受取れるアドレスを正確にご記入くだ
さい.
※セミナー当日までの連絡は全てメールで行います.
問合先 :東千葉メディカルセンター 梁川 範幸
E–mail yanagawa@tkmedical.jp TEL 0475-50-1340
その他 :宿泊等に関しては,ご自身で確保してください.
申し込み後,7日以内に返信のない場合は,メールまたは電話にてお尋ねください.
2016.05.24 カテゴリー:研究発表大会
第63回関東支部研究発表大会 専用ホームページを公開しました。
URL http://jsrt-knt.umin.jp/63/
最新版 リーフレット
2016.05.15 カテゴリー:関東DR研究会
平成28年度 第1回関東DR研究会セミナー
「エキスパートになるための小児撮影講座」
関東DR研究会では年数回の研究会やセミナーを通じて医用画像のHOW TOを伝えています.今回は,「エキスパートになるための小児撮影講座」と題して研究会を行います.指導講師として,小児放射線診断を専門とされる河野達夫先生(東京都立小児総合医療センター放射線科医長・放射線専門医)に講演を依頼し,小児単純X線検査の診断ポイントを詳しく説明していただきます.
日時 :平成28年7月9日(土) 14:00~17:00 (13:30~受付)
会場 :埼玉教育会館 201+202会議室
〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目12-24
参加費 :会員 1,000円 非会員 2,000円
事前申込:不要
プログラム:「エキスパートになるための小児撮影講座」
13:30- 受付開始
14:00-14:10 開会挨拶 代表幹事 中島 正弘
14:10-15:00
Ⅰ部.特別講演(全50分) 座長:市立甲府病院 中島 正弘
「小児の検査と診断ポイント」
東京都立小児総合医療センター 放射線専門医 河野 達夫
15:00-15:20
Ⅱ部.教育講演(全20分) 座長:北里メディカルセンター 柳田 智
「小児の骨撮影と撮影条件について」
国立成育医療研究センター 染森 太三
15:20-15:40 休憩20分
15:40-16:45
Ⅲ部.ディスカッション(全65分) 座長:市立甲府病院 中島 正弘
北里メディカルセンター 柳田 智
16:45 閉会
問合先 :市立甲府病院 放射線部 中島 正弘
Email knt.drken21@gmail.com
その他 :当日のプログラムでは各施設の疑問点などを演者の先生や研究会幹事などと
ディスカッションする機会を考えております.ご参加頂ける皆様の施設で疑問点
などがございましたら当日のアンケートにご記入頂ければ幸いです.
ポスターPDF
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