「まだ間に合う!核医学における医療被ばく管理の対応」
厚労省より医療法施行規則の一部を改正する省令が2019年3月11日に公布され,医療放射線による医療被ばくに係わる安全管理のために必要となる医療被ばくの線量記録と線量管理の義務化が求められます.核医学分野では「X線CT組み合わせ型ポジトロンCT装置」,「X線CT組み合わせ型SPECT装置」,陽電子断層撮影診療用放射性同位元素」,「診療用放射性同位元素」が対象となりましたが臨床現場における実用的な線量の記録や管理方法については施設ごとに異なっているのが現状だと思われます.今回,関東支部では2019年度第2回関東核医学研究会学術講演会を「核医学における医療被ばく管理」というテーマにて開催致します.核医学における線量管理の動向やPET/CTやSPECT/CTにおける線量管理,核医学線量管理システムの使用経験などを予定しています.
多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております.
テーマ:「まだ間に合う!核医学における医療被ばく管理の対応」
日時:2020年2月2日(日) 12:30~16:30
会場:鶴見大学 鶴見大学会館 メインホール
〒230-0062 横浜市鶴見区豊岡町3-18
参加費:会員 1,000円 非会員 2,000円 学生 無料
プログラム:
12:30 受付開始
13:00~14:00 特別講演 「核医学複合機のCT線量管理」
北里大学医学部 放射線科学画像診断学 主任教授 井上 優介 先生
14:00~14:30 教育講演1 「核医学における線量管理の動向(DRLを含む)」
茨城県立医療大学 保健医療学部 放射線技術科学科 對間 博之 先生
14:30~15:00 教育講演2 「複合機CTがSPECT,PETに与える影響について」
千葉大学医学部附属病院 放射線部 村田 泰輔 先生
15:10~16:30 シンポジウム
「核医学線量管理システムの使用経験」
1)核医学の線量管理機能「onti(オンチ)」
国立開発法人 国立がん研究センター東病院 放射線技術部 栁澤 かおり 先生
2)医療放射線情報一元管理システム「DOSE MANAGER」
済生会横浜市東部病院 放射線部 伊東 利宗 先生
3) 自施設における核医学線量管理
国際医療福祉大学成田病院 放射線部門 江村 隆 先生
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その他:詳細は,関東支部ホームページ(http://jsrt-kanto.org/)でご確認ください.
問合せ先:千葉大学医学部附属病院 放射線部 飯森 隆志 e-mail iimori@chiba-u.jp
主催:公益社団法人日本放射線技術学会関東支部