関東Angio研究会主催の「第3回防護・計測セミナー」を2019年9月29日(日)に開催します.
関東Angio研究会では,血管撮影に携わるカテーテルスタッフの育成として,従事者の被ばく管理と患者被ばく管理を合わせて,放射線安全管理について理解し,メディカルスタッフおよび患者へ正しい知識を啓発・啓蒙していただくことを目的としています.医療法施行規則一部改正に伴い,医療被ばくの正当化と最適化に関する研修,線量管理と記録が義務化に向けて医療施設では整備を行わなくてはなりません.その中で放射線科医ならびに診療放射線技師以外の放射線検査依頼医師ほか看護師等への放射線教育も必修となります.今回,法改正の概要を知るとともに,手術部門でのX線透視装置の特性から,ICRP Publ117で警鐘されている「画像診断部門以外で行われるX線透視ガイド下手技における放射線防護」を通して,手術部門での放射線防護・管理について学びます.手術部で放射線診療に携わる心臓血管外科医,整形外科医,麻酔科医,看護師ほか、メディカルスタッフへの放射線防護教育について今一度考えたいと思います.
日常業務で放射線診療に携わる多くの皆さまに参加いただけますようご案内します.なお,本講習会に参加された方には,各種専門技師認定機構の認定のための単位が取得できます.
日時:2019年9月29日(日) 10:45~16:30
会場:筑波メディカルセンター病院 メディカルスクエア3F TMCホール
〒305-8558 茨城県つくば市天久保1丁目3番地1 TEL 029-851-3511(代表)
[交通アクセス]つくばエクスプレス「つくば」駅下車 A2 徒歩 17分
詳細は http://www.tmch.or.jp/hosp/ をご覧ください.
テーマ:手術室での放射線防護を考える – X線透視ガイド下手技を中心に–
募集定員:100名(先着順.定員になり次第募集を終了します.)
参加費:会員 3,000円 非会員 5,000円
申込期間:2019年8月5日(月)~9月4日(水)
申込方法:関東支部ホームページ(http://jsrt-kanto.org/)の参加申込フォームよりお申し込みください.
プログラム:(予定)
10:00 受付
10:45~11:00 開会式 関東Angio研究会 代表 加藤 英幸
11:00~12:00 司会:順天堂大学 保健医療学部 坂本 肇
教育講演「 医療法施行規則一部改正について –医療放射線の安全管理を中心に –」
群馬パース大学 保健科学部 放射線学科 渡邉 浩
12:15~13:15 ランチョンセミナー
13:30~16:30 パネルディスカッション
司会:千葉大学医学部附属病院 放射線部 加藤 英幸
13:30~14:00
ICRP Publ117「画像診断部門以外で行われるX線透視ガイド下手技における放射線防護」の解説
筑波大学 医学医療系 森 祐太郎
14:00~14:15 Hybrid ORでのX線撮影装置の特性と使用経験
信州大学医学部附属病院 放射線部 宮川 潤
14:15~14:30 移動型透視装置のCone-Beam CTの特性と使用経験
山梨大学医学部附属病院 放射線部 馬場 貴之
14:45~15:00 Hybrid ORでの線量管理と放射線防護
昭和大学病院 放射線技術部 岡田 圭伍
15:00~15:15 移動型透視装置の線量管理と放射線防護
千葉大学医学部附属病院 放射線部 笠原 哲治
15:15~15:30 手術部スタッフへの放射線防護教育について
済生会横浜市東部病院 放射線部 橋本 輝美
15:30~15:45 画像診断部門以外での線量管理と放射線防護
群馬大学医学部附属病院 放射線部 関 優子
15:45~16:30 質疑応答
16:30 閉会式
その他:詳細は,関東支部ホームページ(http://jsrt-kanto.org/)でご確認ください.
〜〜〜 申込は終了致しました 〜〜〜
〜〜〜 チラシ 〜〜〜
問合先:筑波メディカルセンター病院 放射線技術科 石橋 智通
E-mail tnmobussy@yahoo.co.jp
後援:茨城Angio研究会,茨城カテーテル治療コメディカルフロンティア研究会,神奈川アンギオ撮影研究会,神奈川カテ室コメディカル研究会,埼玉心血管コメディカル研究会,CV-NET信州,循環器画像技術研究会,千葉アンギオ技術研究会,千葉メディカルスタッフ研究会,栃木県カテーテル室スタッフ研究会(アイウエオ順)