教育委員会、放射線防護部会、東京支部、関東支部
福島第一原子力発電所事故後、放射線に対する国民の社会的関心が急激に高まっています。このような背景の中、医療被ばくに対して不安を感じている患者さんからの相談が増えているのが実情です。放射線に関する専門家である私たちは、放射線に対しての正しい知識と高いレベルのコミュニケーション能力を身につけ、患者さんの不安解消に対応する必要があります。そこで、下記の通り、放射線防護についての知識の再整理、新たな知見の習得、および患者さんの不安解消に役立てるためのリスクコミュニケーション技術を磨くことを目的とした放射線防護セミナーを開催します。
日時 :平成28年1月24日(日) 9:45~16:30 (受付 9:15~)
会場 :NTT東日本関東病院 4Fカンファレンスルーム
(〒141-8625 東京都品川区東五反田5-9-22)
定員 :50 名
参加費 :会員 6,000 円(放射線防護部会員 5,000円)、非会員 12,000 円
申込期間 :平成27年12月1日(火)~平成28年1月15日(金)
申込方法 :以下の申込フォームからお申し込み下さい
http://my.formman.com/form/pc/BDkEneM1dGEUd4kZ/
参考テキスト:放射線医療技術学叢書(31)「図解放射線防護ミニマム基礎知識」
プログラム :
9:45~9:55 開会挨拶 放射線防護部会長 塚本篤子
9:55~10:30 放射線防護における基本的な考え方
総合病院国保旭中央病院 五十嵐隆元
10:30~11:15 放射線防護で扱う量と単位
筑波大学 磯辺智範
11:15~12:00 放射線の人体影響
セントメディカル・アソシエイツLLC/名古屋医療センター 広藤喜章
12:00~13:00 昼休み
13:00~13:45 小児被ばくとその対策
放射線医学総合研究所 島田義也
13:45~14:30 リスクコミュニケーションの基礎
浜松医科大学医学部附属病院 竹井泰孝
14:30~14:50 休 憩
14:50~16:20 グループワーク「患者からの被ばく相談に対する対応」について
16:20~16:30 閉会挨拶 東京支部長 飯田紀世一
問合先 :筑波大学医学医療系 磯辺智範(tiso@md.tsukuba.ac.jp/029-853-7834)
その他 :本セミナーは、日本救急撮影技師認定機構認定ポイント対象セミナーで、
2ポイントの認定ポイントが付与されます。
また、本セミナーは日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機
構認定単位対象セミナーで、3単位が付与されます。